やってみたかったことその1

この仕事、忙しいときは鬼のように忙しいんだけど、(忙殺って言葉がほんとにぴったり!) 休みは私は有難いことにまとまって頂けるので、ぶっちゃけヒマナンデス

んで、ずーっとテレビ見たり、溜ってた録画見たりして過ごしていたんです。

まあこれも一種の仕事っちゃ仕事というか、ドラマとかは勉強も兼ねてるけど、今世の中は何が求められているのか手っ取り早く知れるのはやっぱりテレビやし、根本的にテレビ好きやし!!(自分はつくづくテレビっ子なんやなと思いました。ずーーーーっと見ていられるんだよな…。)
テレビを見ているときって究極にインプットな時間なわけで。それでいて見ている途中は絶対にいろんなことを思う。で、見終わったらそれを吐く場所が必要だよね。


とか言っておきながら、この後に続く文章は全然テレビの話じゃないんだけど、という前置きをしつつ、何から書こうかなと迷った矢先、せっかくだからずっとやってみたかった曲の分析をやってみようと。  

曲の分析って単なる自己満だと思うの。美術展の絵画とか博物館に展示されているものって説明書きがされているでしょう。でも楽曲ってあんまり説明されていない。これはあくまで私の解釈だけど、楽曲って生き物だから(お?なんかかっこいいこと言ってたりする?)説明してもその時々の歌い手であったり演奏する人間によって変わるからある意味説明は野暮なんだろうなと思う。

でもやっぱりどんな楽曲にも必ず作者(作詞、作曲、編曲、アレンジ)の想いがあるわけで、そこはある程度言及する価値というか、意味はあるのかな。と思います。私は。楽曲も芸術だと思ってるし。

そして丁度ここに、格好の楽曲があるのでね!(エッヘン!!!)分析してみますね!!(わーい!!!!!!)

 

『月曜から御めかし』

作詞:錦戸亮 作曲:南田健吾 編曲:Peach

このクレジットの並びがまず強い!もう安心安定のお三方ですね!

これ歌割も錦戸P(もう彼は楽曲に関わるとなったらPですよ!!だってもう何年目?めちゃくちゃやり手のPでしょ、誰がどう見たって!!!)だと思っていていいかな?いいよね?じゃなきゃFridayを錦戸に歌わせないよね!?よし、そういうことで。

もうね、初見で聴いたとき(初見じゃないか、初聴?)こりゃ作詞家錦戸亮やってくれたなと思いましたよね。twitterも絶賛の嵐でした。

そうそう、この曲実は発売一週間前に24時間限定でインフィニティレコーズのHPでサビのところだけ聞けたんです。しかも『月曜日』の昼12:00〜翌日の12:00までっていう。もうすでにおっしゃれ~~!ですよね。もうね、すんばらしくて禿げるかと思った!!!

というか、まずcrystalのカプリングの情報解禁になった時に「錦戸が作詞を手掛けた『月曜から御めかし』を収録」の時点で、まだ曲聴いていないのにこれは絶対かっこいいやつだって全eighterが思ったことでしょう。(私は出先でニヤケがとまりませんでした。)

かの有名な番組、しかもわれらが村上信五がMCを務める番組をもじったとしか思えないタイトル。そう、村上信五もまた一つ大切なキーワードでして。(早く本題入れという自分がいるけどまだ待って。)

村上信五と言えば、錦戸亮専属のオカンじゃないですか!

なんのこっちゃという方はぜひグーグル先生へAsk!!

自他ともに認める錦戸亮に甘い村上信五。(村上君自身は甘いとは思っていないけど。)

 

この題名観た瞬間もう「ああこれはオカンへのラブソングなんやな…(遠い目)」と悟ったわけです。

 

でも!

蓋を開けてみたら!!

ああなんてこったい!

皮肉ううううううう!!

言葉遊びいいいい!!!

韻の踏み方神いいいいいいい!!!!

最高オブ最高。

世界最高を、お届けしたい。(え?)  

 

私が錦戸亮という「表現者」を好きな点のひとつが

「作詞センスの良さ」です。

此れについてはまた今度ゆっくり書きたいと思っていて温めている最中なのですが、何と言ってもやっぱりこれなんです。ほんとに。

彼が作詞を手掛けた作品はエイト、NEWS、その他でたくさんあるんだけど、

どれもめちゃくちゃかっこよくて洒落てて、面白くて、深い。

一回聞いただけじゃ全く分からない。

本当に頭の良い人なんだなと詞を見ていつも思うのです。

 

よし、ここからが本題。行きますよ~!

 

仕事に追われて散々なラストウィーク

夢見てたあの日あの時にundo

焦る気持ちが先走った結果

スベったり 転んだり

 

ここは倉丸のパートですね。

勝手に思ったのは週末に生放送の仕事をしてる二人になんか、かけたのかなあ…、という。土曜日まで仕事してくれてありがとう、とちょっと思うので私は。

undoは英語の他動詞で「もとへ取り戻す、取り消す」という意味。

つまり夢見てたあの日あの時に戻りたいということかな。

でも、そんな気持ちも空回りしちゃってスベったり 転んだりしちゃうのが関ジャニさんらしい!

特にまるちゃんが歌ってるところが何ともいえないよね!

(亮ちゃんの愛かな、ふふふ)

 

婚期に逃げられ家事だってプロ級

シックスパック目指し励むのはワークアウト

やらない事をあえて選んでいるのSNS

 

次のカタマリは、はい、ヨコヒナ来ました。

えーっと、ちょっと話それるけど(早速)、6人になってからどうしても雑誌の取材とか2,2,2になりがちで、その時の割り方って結構な確率でヨコヒナはヨコヒナなんですよね。年下4人はいろいろ組み合わせあるけど、ヨコヒナはヨコヒナ。崩さないのか、崩されないのか。わからないけどなんか胸がアツくなるよね。

いつかのレンジャーで「今のヨコヒナは、長男が自立して家から出ていって、少し寂しくなった実家に残った兄弟がはしゃいでいるのを何とも言えない顔をして見守ってくれてる感」と言っていましたけど、きっとこれが一番しっくりくる布陣なんだろうな。あ、そうじゃない媒体もあるけどね!

よし、本線に戻ろうか。

「婚期に逃げられ」って(笑)確かに横山くん来月で38歳だけど!!きっと家事もプロ級でしょうに。ここは亮ちゃんの愛情かな。

かと思えば、村上さんはワークアウトですか!…ワークアウトというワードをチョイスする錦戸亮、カッケーな。

恥ずかしながら私、ワークアウトを検索しました。(汗)…知らなかった…。

端的に言うと筋トレのことです。でもアメリカではトレーニング=軍隊とかの訓練なのであんまりトレーニングって言わないみたいで、ワークアウトっていうらしい!!(勉強になる涙)そしてさすが錦戸亮。村上君のパートは決して横文字にしない!(tokyoholicに引き続き)エイトの中でも特にSNSに疎いであろうヨコヒナが「やらない事をあえて選んでいるのSNS」って、なんか萌えるね♡SNSやって欲しいぞ~

 

はいそしてサビ前のもうひとカタマリ、ヤンマーちゃんパートです。

自慢出来る毎日じゃないけど

恥じる事なく過ごしていたいだけなの

だからダメなの?

うん、語尾が可愛い!!!!!!!!!!!!!!!現場からは以上です。

いやいやうそ。まずヤンマーちゃんのハモリ美しい。さすがだなあ。

「自慢できる毎日じゃないけど恥じることなく過ごして居たい。」

亮ちゃんが前から言っていることだよね。目の前のことに一生懸命に取り組んでその結果、後で振り返った時にかっこ悪くないような過去を作りたい。  

彼はよく「過去を作りたい」という言葉を口にしますが私はその考え方がすごく好きなんです。

人はみな前を向いて生きている。

未来をつくりたいと思っている。

でも未来って過去が積み重なって未来になるんだから、そのためにはまず一つ一つ丁寧に向き合うことが実はすごく大切で。

毎日生きているとそういうことって忘れがちだと思うんだけど、亮ちゃんはそれを教えてくれる。あんなに忙しい世界にいて、毎日目まぐるしいはずなのに、私たちには想像もつかない仕事量をこなしているのにそう思えるって、素敵。

全然だめじゃないよと伝えたいね。

 

そしてサビ。(やっとかい!)

くうううう!!!!!!!!!!!言葉遊びが効いてます。(泣いてます(笑))

キスしたい人も恋しいTuesday

泣きたい夜もあるのWednesday

もう知らんぷりのThursday

スキャンダラスな出会いはないの?Friday!

アクティブな気分Saturday

少し羽伸ばそうよSunday

もうなんで!?

いつまで繰り返すの?

もう本当 嫌気がさすMonday!

サビは完全に音当ての詞かなと思うんだけど、なんかかわいいよね♡

キス→ちゅう(tues)、泣きたい→うぇーん(wednes)、知らんぷり→さぁ?(Thurs)スキャンダラス→フライデー(ww)(これに関しては後述の必要性が…。)

SaturdayとSundayに関してはとくに音をかけてる感じはないけど、

もうなんで?が~~dayと韻踏んでるな~って。

んで最後に嫌気がさすのよね、Monday!(涙)

テンポが良くて絶対ライブでステージ映えすると思うんだよねえ、どうか15祭で見られますように!!(言霊)

 

二番はいります!

グルグル回るループに潜んでる

神様からの粋なサプライズ

早くしなくちゃもう直ぐバターになっちゃいそう

 

いつまで繰り返すの?とサビで歌った後のグルグル回るループ

ほんと一週間ってあっという間で毎週「え、もう日曜日!?」って言ってる気がします。 そんななかに神様からの粋なサプライズ。これは一体何なんだろう?

グルグルからのバターになりそうって、、、かわいいかよ。

ちびくろサンボですね。亮ちゃん好きそう。知らんけど(笑)

私はちなみに現実的な子供だったので虎がバターになるという時点で無理でした(笑)

 

自慢出来るあなたに出会う為

バックギアの故障も知らんぷりでいいの

前しか見えないの

ここの「あなた」がだれとかは全然問題ではなくて、 これといって面白いこともない一週間を過ごす自分は決して自慢出来るものじゃないけど あなたに出会う為ならバックギアの故障も知らない!!前しか見てないもん!!

バックギアとか「Traffic」のときの「ステアリング」とか、ちょいちょい車用語出てくるのも錦戸さんの「男っぽい」感じがして好きっす。

でも直後に「知らんぷり」とか可愛すぎる。もう。 この語尾も。ね?可愛いよね? 「いいの。」「見えないの。」

亮ちゃん最近のレンジャーもだけど、基本的に言葉が柔らかくてかわいくなってる気がするんだ。全体的に亮ちゃん自身が柔らかくなってるような感じもあって。

昔って割ときつかったやん?鋭いというか。なんかそういうのが全て削げ落ちてきたのかな~。

選択肢は無限だTuesday

すっぴんで超えてこうWednesday

あとひと踏ん張りのThursday

スキャンダラスじゃなくてもいいよFriday!

朝までオールナイトSaturday

二日酔いでもなんのSunday

やっちゃうぜ

だって明日は振替休日!イェイイェイイェイー

二番のサビは一番よりは音遊びがなくなりましたけど、 相変わらずFridayは注記が必要です(笑) あと大倉君のパート、「くい」で入ってるよね。ここ、好きなの。

そして何と言っても、だって明日は振替休日!イェイイェイイェイー

ここ!!!!!

土日休みとか振替休日とか暦なんて関係なしに働いている彼(ら)がだって明日は振替休日!イェイイェイイェイーって歌ってくれていることに私は感動しています。

ありがとうね~ほんとにね~。

仕事を始めてからいかに休みが大事かっていうのを痛感しているんですけど、ほんとにね、人が休んでるときに働くっていうのはなんか悲しいものがあるんですよ。

逆に人が動いているときに休める優越感みたいなものもあるんですけど。

私なんかよりいろんなものを背負ってはるかに忙しい彼らが月曜から頑張ろうや!って歌ってくれてるのにもう泣けてくるんですけど、この歌詞は特になんかグッとくるものがありますね(笑)

あの日描いた理想まで

いつかたどり着けるまで

まだまだまだって

根拠のない自信が溢れ出すMonday

ノープランでも行こうぜ

何が起こるかなんて Nobody knows

Anytime anyplace準備はOK!!

だから月曜から御粧し!

 

はいここ「まで」「Monday」の韻を踏んでますね。

そして「行こうぜ」「Nobody knowsで」「Anytime anyplace」かっこいい錦戸節炸裂!!

なんとなくだけど、月曜って心はブルーだけど体は元気だから割と根拠のない自信は出やすいんじゃないかって思う。

ほんとたかが一週間、されど一週間、なにが起こるかわからないもんな~と日々思っている今日この頃なのでますますここの歌詞に共感してしまいます。

そして最後の最後に…「げつよ~からおめか~し!!☆」

ここ、勝手にピースを目に当てるポーズをしてしまうんですけどなんなんだろうこの現象(笑)(☆もつけちゃったもん)歌詞カード見て漢字表記になっててびっくりした! なんかライブでみんなで決めポーズできるような、なんかいい感じのやつないかな(笑)

Tuesday Wednesday Thursday Friday Saturday Sunday Monday その向こうまで Tuesday Wednesday Thursday Friday Saturday Sunday Monday 届くまで

最後も「まで」と「Monday」の韻を踏んでますね。だからTuesdayから始まるのかもしれないけど、思いっきり曲のタイトルで月曜からって言ってるのにMondayを最後に持ってくるあたりも洒落てるな~って。だって基本週の始まりって月曜スタートでしょ?そこをあえて最後にする。

あと、もし将来子供が生まれたら英語の曜日を覚えさせるためにこのパートを子守歌にしようかと思いました!!(何の話)

 

よし、やっとここまで書けた。

最後に後述すると言っていた点なのですが、まあeighterなら誰しも苦しめられた某週刊誌じゃないっすか。(そんな今日は4/14なんすけど)

亮ちゃんとは犬猿の仲と言っても過言じゃないと思うんです。

それをね?こんな風にね、明るい曲で絶対あれのことやんwwって誰もがわかるような歌詞で、しかも自分のパートにするって、めちゃくちゃかっこいいやん!(あくまでも歌割は錦戸Pの前提)

やりよったな~~と思いましたよね!!

(2番とかなんかまるで牛丼の記事のこと言ってるみたい(笑)きっと全部知ってるんだろうな~ヲタクたちの反応もどこかから聞いてそう。)

 

亮ちゃんが書く詞って絶対に亮ちゃんが言いたいことが含まれている。そしてそれはストレートには世間に言えないこと。彼自身JAMの頃のインタビューこんなこと言ってるんです。

言いたいことを言っているだけじゃ意味が無いんですよね。アイドルですから。だから僕らは、好きなことをストレートに何でも言えるわけじゃないんですよ。言いたいことがあったら、その縛りをくぐり抜けて、ホンマに言いたいことを忍ばせた詞を書いてます。

そういうことなんだよね結局。どんなに詞を書いたって駄目なものは駄目。やっぱりジャニーズ事務所の所属アーティストだからある程度の言葉の決まりはあって、言えないこともたくさんあるのね。それでもこの詞を書いてくれたことはすごく私たちにとっては大きくて、人によって感じ方は違うと思うけど、私はこの詞といい歌割といい、亮ちゃんらしくていいなと思ったよ!!!つか、むしろあっぱれやん!

分析と言うか単なる感想みたいになっちゃったけど一応言いたいことはこんなとこです。

また一つ好きな曲が、ライブで聴きたい曲が増えました。

どこかで歌って欲しいな!!(言霊)

最後、エピローグ的な感じで書きますけど

正直亮ちゃんがこの曲の作詞を手掛けたと聞いたとき、嬉しさはもちろんあったし純粋に楽しみだなと思った反面、ちょっとよからぬことを考えてしまっていました。

 

作詞という作業が2018年を経て、亮ちゃんの中でなにか変わったとしたら…?

絵もうまくて、技術系も器用にこなして、何かを創ったり、表現したりする作業が好きな亮ちゃんが、昔から言いたいことや作りたいものを沢山我慢してきて、でもそれがいまやっと解放されつつあったとしたら…?

全部ではないけどこれまでよりラフに自分の理想を形作れるようになったとして、あるいは年齢やキャリア的にも、そしてジャニーズ事務所の環境変化もあったとしたら…?

あんなに頭の良くて昔からいろんな人を間近で見てきたんだから今の自分の状況に何にも感じない訳ないし、何も変わらない訳ない。

もしかしたら彼の言う「保険」をかけ始めていたら…?

そんなことを思っていた。

でもそれは杞憂で。音楽と人の中でこんな風に言ってて安心しました。

これは…提案があったのかな。制作陣から。僕がいま月9に出てて、丸山君も月曜日のドラマに出てて。で、村上くんは『月曜から夜更かし』ずっとやってて。入口は『月曜に特化した歌はどうやろう』という話からで、それで僕がこのタイトルだけ言ったんです。『〈月曜から御めかし〉は?』って。

錦戸さんって羨ましさを超えて妬みたくなるほど(笑)タイトルメーカーだよね。 All you need is laughもそうだけど、ポンっと出たひと単語を絶対に逃さずその場で美味しく調理しちゃう天才。 彼の作品タイトル見返してみたけどどれもオシャレやし。ホンマ才能の塊すぎて羨ましい。

いつか彼らだけで制作したアルバムが聞けたらいいなあ。 そしてそこにSubaru Shibutaniのクレジットがあったらなおさら素敵だけど、ね!!(ふふふ)

 

にき。