ボーカル・錦戸亮

またしてもひとつ大好きなセッションが増えました。

♪レイニー・ブルー/徳永英明

ピアノ/武部聡志×ギター・ボーカル/錦戸 ベース・コーラス/丸山 ドラム/大倉

ここんとこ毎回言ってると思うんだけどまたいうね。

関ジャムって、天才。

次週予告の5秒で生きる希望が生まれます涙

最近全てのセッションが関ジャニ∞の既に持ってる良いところを引き出しているし、逆に新しい面も見させてくれてるし、毎回毎回終わった後に「今回のセッションやばかった」って言ってる気がするんだよね。

あと「うわ!この人がこれ歌ったら絶対ええやん!!!」っていうメンバーとの相性のいい選曲。プロデューサー神かよぉぉ…。

 

今回のセッション、一言で言うなら「儚さ」

言わずと知れた徳永英明の名曲、レイニー・ブルー

描写が多くて物語性がある。聴いていると目の前に情景が広がるとはまさにこのことを言うんでしょうね。

この曲の「儚さ」、「寂しさ」、「切なさ」

錦戸亮が一番得意としてる分野なのではないでしょうか。

それは彼が俳優でもあるからであって、歌っている表情もすごく良い。

(私はとにかく、少し苦しそうに眉間にしわを寄せて首の血管が浮き上がる感じに上向きで歌う錦戸さんが好きです。それだけで切なくなる…)

 

武部さんのピアノのイントロ。

知らなかったんですけど、武部さん、FNS歌謡祭のピアノの人なんですね!!

なんてきれいなんだろう、何時間でも聴いていられる。

そしてスタジオのセットもすごく綺麗。

 

出だしは「え、これ本当に錦戸さん?」って思うくらい、優しくて静かな声。

電話BOXの~の高音、めちゃくちゃ澄んでる。

かけなれたダイヤル回しかけて

「かけて」だけすこし抑える感じ、ここちょっと徳永さん入ってる???耳良いからそうなっちゃうのかな?

今回ボーカル一人ということもあって寄りが多いんですけど、

まぁ~~~~~黒い!!!!(笑)

いいよいいよ!ハワイ行ってサーフィンとかいっぱいすきなことして遊んで!

けどさすがに焼けすぎ!(笑)

オカンから錦戸くん顔どうしたぁ?ってLINE来たからね(笑)

 

サビの高音の伸び、正直驚きました。

なんか錦戸さんって高音あんまり得意じゃないイメージあって。

声の出し方なのか分からないけど、ヤス君とかの方が綺麗な高音をス―――っと出せる気がしていて。どっちかというとROCKな感じのがなる声の方が似合う気がするし。

でもめっちゃくちゃに綺麗だった。

正直泣きそうになった。まだまだ知らない声があるのかと不安になるくらい。

こんなこと思わせてもらえるなんて、有難いですねほんとに。

間奏のギターフレーズも手元アップにして頂いて…❤

運指がはっきり見れて嬉しかったです。

 

そして最後の高音パート

さっきも書いたけど、少し苦しそうに眉間にしわを寄せて首の血管が浮き上がる感じに上向きで歌う錦戸さんのオンパレードでやばかったです。

エロかったです。

エロって全然そういう意味じゃなくて私の中で錦戸さんを形容するためのひとつの言葉にすぎないんですけど、どなたかがTwitter

「錦戸さんのエロさは肌の露出とか、扇情的なまなざしでカメラを見るとか、そういうエロさじゃない次元のエロさ」
とおっしゃってて、ほんとにそうだなと。
きっと(というかほぼ絶対)本人もエロさを狙ってるわけじゃないと思うんだけど、零れ落ちるエロさ?溢れ出る色気みたいなのんが凄まじいんだと思う。それが曲の雰囲気や歌詞、テーマと合致してさらに増し増しになるんだよね。
 

最後のloneliness…

THE・儚さ

やっぱりこういう表現うまい。脱帽。

いつかのライブでMr.loneyと後ろに書かれた衣装を身に纏っていたのを思い出しました。

まるちゃんのベースラインも綺麗だったし、ほほえみの絶妙なハモリは神業だし、

我らがドラマー大倉くんも無事復帰して、

やっぱり大倉くんのリムショットたまらん~

あとマイク無しでもう口ずさんでるとこもたまらん~~

ほんとに素敵なセッションでした!!

 

最近錦戸さんのこんな歌声、初めて聞いたかもしれない、と思うことが多くなりました。

明らかに前よりも歌が上手くなった、いや、こんな薄っぺらい表現じゃなくて、うーん…歌が変わった。

歌声はもちろんなんだけど、それだけじゃなくて歌に対する何かが変わった気がする。

 

それはたぶん彼が関ジャニ∞のメインボーカルというポジションになりつつあることの現れなのかなと思います。

 

関ジャムといういろんなことを吸収して吐き出す場があって、そこにはプレッシャーもプライドもあるだろうし、毎週何かを負っているとも思う。毎週それをやってのけるって見てるこっちからすると本当にすごくて尊敬しか無いんですけど。

 

彼のことだから自分の口からメインボーカルなんて言わないだろうし、言われたとしてもケムリまくだろうし、誰かにそういわれているならそうなんじゃないっすか?とか言いそうだけど、絶対に彼の中で歌やボーカルに対する意識は変わっていると思う。

いつだったか錦戸さんが関ジャニ∞のボーカルはすばるくんやと思ってると言っているのを目にして、あ、そういう感覚なんだ。と驚いたことがあります。

その後、すばるくんラストの関ジャムで「ジョンとポールとまでは行かないけど、ずっと二人で歌ってきた」と言う言葉を聞いて、そんなことも思っていたのね、と胸がはちきれそうになったのもよく覚えている。

 

歌という表現方法に対して、錦戸さんはものすごく大切に大切にしていると思う。

だって、Jr.時代に天使の歌声と言われて初めてのMステでマイクもってたことを数十年たって誇らしそうに言うくらいだし、一人で東京進出してCD出すくらいの実力があったんだからそりゃ歌に対してある程度の自信はあったと思う。

でも、渋谷すばるという人間に出会って、彼の歌に、音楽に触れて、彼の隣で歌うにつれてきっと自分はボーカルじゃないと思ったんじゃないかな。

そんな彼が隣にいなくなった今、歌うという行為をもっとやりたい思うのも不思議じゃない気がする。

だからこそ、「今」なんじゃないでしょうか。

 

これまで何度も今回のセッション良かったなぁ!!!と思うジャムセッションはたくさんあります。

セッションの部分は好きになってからの分はほとんど録画して残してあるし、幾度となく見返して何のセッションがいつ頃だったか、だれとだれが出ていてどこが良かったかなど大体覚えてます。(我ながらすごくないですか(笑)この能力ほかに使いたい(笑))

どうしても音楽に関する仕事を一番やっていただからこそという点もあっただろうけどメインボーカルのがセッションに参加するのは多かった。だから一番記憶にも残ってるし、好きなセッションは多い。まああと根本的にやっぱり彼の歌が好きというのもあるけど

去年の7月に彼がいなくなってから、そのポジションは錦戸さんになったのは一目瞭然で、ほとんどスタジオにいるし、セッションも2週に1回は参加していると思う。

比べるとかどっちがすごいとかいうわけじゃなくて、

はテレビの露出より音楽にかける時間が多かった。音楽、とりわけ歌にかける情熱は誰よりも熱かったと思う。

も同じくレギュラーを多く抱えてるわけではないけど、ドラマ・映画など長期のお仕事が多かった。

特に私が追い始めた2017年7月~はドラマ、映画の番宣、大河ドラマ、ドラマ…とひっきりなしに個人の仕事があった。

そのスケジュールの中であのクオリティのセッションをするって並大抵のことじゃないと思う。(私が言うことではないのは承知です。)

 

やっぱり人の歌を歌うってめちゃくちゃプレッシャーあると思うし、失礼があったらいけないから自分の曲より練習するんだと思うの。

ダンス回で自分らの曲でもやったことないのに家でダンスの練習した言っていたのがすんごい印象的で。

きっと今この瞬間もいろんなお仕事の合間に練習しているのかなとか思うんだけど、歌って練習どうこうの問題じゃない気がして。

 

歌に対してはボイトレとかはあるし、もしかしてボイトレもやってるのかもしれないけど、

一番は「気持ち」なのではないでしょうか。

 

歌が変わったと私たちが感じているいま、の気持ちも変わっているのかなと思いました。

 

夏に会えるのがますます楽しみ!!!